左の写真は有機で栽培している田んぼの写真です。
合計で3反弱ほど有機で栽培しています。
親父の時代からですので最低でも13年は有機で作っています。
美味しいお米、安全なお米を求めれば求めるほど有機栽培に近づいていくように思います。
でも労力や収量をかんがえるとすべて有機でと言うわけにもいかず、自分との戦いです。
右の写真有機の田んぼで使う紙マルチです。
普通栽培(慣行栽培)で言い換えるならば除草剤の代わりをしてくれます。紙で日光を遮って草が生えないようにします。
これを使ってもけっこう生えますよ。
秋には完全に土に戻る紙でできています。
籾種を水に漬けている写真です。
一般的にこのときに消毒剤を入れたりするのですが、僕はしません。安全性や味のなどに影響すると思うからです。消毒の換わりに天然の酵素を使っています。100%代用は出来ませんが良い苗ばかりを作るのが目的ではなく出来るだけありのままに安全で健康な苗が欲しいのです。
この籾は有機の田んぼの苗にも使います。
親が子供に出来るだけ体にいい物を食べさせたいと思う気持ちと似ていると思います。
収穫待ちの田んぼの様子です。
こちらの田んぼは有機ではないので紙マルチの換わりに除草剤を1回だけ使いました。農薬は極力使わないようにしていますのでよほど病気にならないかぎり農薬は5月に使う除草剤のみです。
今年2010年は穂肥の換わりに自分で培養した土着菌を流し込みました。通年出来たらもっと黄色くなって肥料分がないのですが菌のおかげで穂肥なしでもごらんの通りです。
僕の目標は、美味しい米です。
安全性に気を配られていれば尚良いと思っています。
有機は別として農薬を使うのは5月の田植え一回だけと決めています。有機物で代用できない病気が発生した場合は薬を使う場合もありますが、苗が健康で負担をかけなければ使うことはまずありません。2010年度は使用していません。
自家製堆肥と化成肥料を元に都祁の土で育った味を味わって頂きたいです。
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